朔の日付

太陽太陰暦(旧暦)の作り方は、次のとおりです。暦要項に従い、まずは朔(新月)の日付を確定させましょう。時刻は切り捨てます。つまり朔の瞬間が00:01であろうが、23:59であろうが、日単位で考えます。これをExcelなどの表で縦に置き、朔の日を「月初」とします。横は各月となります。月の名称(1月とか11月など)は二十四節気に依存しますので、この段階ではまだ名付けません。さて、朔(新月)の日付が確定したら、表の縦に次の朔の前日までを置くわけですが、朔望月は約29.5日ですので、太陽太陰暦における1か月は29日か30日かのいずれかになります。規則的に入れ替わるわけではありませんので、注意が必要です。昔は29日まである月を「小の月」、30日まである月を「大の月」と呼んでいたようです。